適応障害の特徴|ストレス性のうつを治すコツ

発見しにくい病気

微笑む女の人

うつ病と異なる

適応障害とは、ある特定の事象や行動がとてもつらく耐え難いものの感じ、気分や行動に障害が発生する病気です。症状は人それぞれです。結果として暴力的な行動になったり、涙もろくなったりする傾向があります。原因から離れると症状は改善しますが、取り除けない状況においては、常にこの状況が付きまとうことになります。そして慢性的になると症状がさらに悪化していきます。適応障害の特徴は自覚症状が少ないことです。うつ状態であれば、どんな時でも気分がふさいだ状況になるなどわかりやすいのですが、適応障害はある特定の状況のみに生じるため、それ以外の場面では日常的に生活をすることができます。そのため症状に気づきにくく、症状を悪化させてしまう可能性が高くなっています。ストレス要因にある時にのみ生じるため、その要因下において症状やサインを確認することが大事なのですが、ストレス要因の中では冷静な判断をすることができません。そのため適応障害を自己判断することはとても難しいのです。

心理的療法で治療

適応障害と診断されていなくても誰でもストレス要因下においては気分があまりよくないものです。適応障害の治療は、ストレス要因の除去やストレス耐性の強化が行われます。ストレス耐性を高めることは、ストレス社会の中で生活するには必須の条件でもありますので、適応障害の患者でなくてもこれを予防する効果があります。ストレスは体にとって有害ではありますが、微量であれば活力にもなります。多少のストレスは乗り越えるための原動力になったりやる気を出したりします。しかし程度を超えると有害なものに変化し、これにつぶされてしまうのです。そのためストレスの扱い方を身に着けることが大事です。まじめな人がなりやすい病気でもあり、真っ向からストレスをすべて受け止めてしまうような性格では、ストレスに打ち勝つことに望むことはできても、ストレスを回避することはできません。常に勝ち続けることは難しいため、認知行動治療や問題解決治療法など心理的な治療法を用いて改善していく方法がとられています。