適応障害の特徴|ストレス性のうつを治すコツ

特別な病気ではありません

男の人

ストレス様々、症状色々

ある人にとってある状況に適応する事が難しく、そのため行動的、情緒的、身体的に日常生活に支障が及ぶ状態を適応障害と言います。天災や事故などの事件が引金になる事もありますが、日常生活で仕事や人間関係も人によっては大きなストレスになり、それに対する耐性や感じ方が各人違いますので、現代社会では誰にでも起こり得る病気です。情緒的な症状としては、気持ちが落込みやる気がしない、焦る気持ちや不安、孤独感が強い、情緒不安定などが起こる事があります。頭痛や腹痛などの痛み、動悸やめまい、不眠など身体症状として現れる場合もあります。行動的には無断欠勤、暴飲暴食、無謀な運転などの行動が見られる事もあります。特に身体症状が出た場合は、適応障害とは別に隠れた病気が教えてくれたサインかもしれませんので、専門医にチェックしてもらいましょう。適応障害とわかった場合はストレスになっている原因を取り除けば快方に向かいますが、ストレス源がすぐ除外できない事もあります。その場合はどうしても症状が長引きがちですが、そう言う時こそ家族や周囲の理解、サポートが効果を発揮します。

光が当たって得られる理解

努力を惜しまず頑張るという精神が大切にされ実践され、それが多くの発展や繁栄を牽引して来ましたが、無理やストレスも生じる事になりました。そんな中で真面目な人ほど「これではいけない」とか「気持ちがたるんでいる」などと自他を叱咤激励する傾向があります。しかし、メディアで著名人の適応障害が公表されて話題になって以来、この病気が周知されるようになりました。そして精神的に弱い人や特別な人だけではなく、誰でもかかる可能性があると言う事も理解されてきました。病気とは心、身体、環境などが全て関係した結果だと言う考えも広まり、心療内科ができ、その存在も徐々に知られる様になって数も増加しています。心療内科、神経科、精神科が一緒になっている所もあり、これらの場所が特別な場所ではないと言う認識によって適応障害にも光が当たり、患者がある意味で守られる様になりました。その結果、患者も家族も抵抗無く早期の段階で来院でき、周りの理解やサポートも得られやすくなり、それだけ早い回復も望めるようになりつつあります。