適応障害の特徴|ストレス性のうつを治すコツ

自分はストレスに強いのか

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ストレスの受け方は様々

適応障害は、強いストレスを受け続けることによって発症します。ストレスによって自律神経のバランスが崩れ、交感神経が過剰に反応して、リラックスさせてくれるはずの副交感神経が働かなくなってしまい、心身の様々な部分に症状として現われるのです。どんな人でも、環境に変化があれば多かれ少なかれストレスを受けます。またストレスを受けても個人差があり、対処できるレベルも違ってきます。同程度のストレスでも、不釣り合いなほど身体的・精神的な症状が出て、日常生活に支障をきたすほどであれば適応障害といえます。適応障害になるかどうかはその人の性格によります。仕事熱心で真面目、几帳面、頼まれると責任感が強いため全力を尽くして取り組む、頑固で自分の気持ちをすぐに切り替えることができない、人には頼み辛いので自分で抱え込んでしまう、周囲からの信頼に答えられるように常に頑張る、というような社会的に見れば模範的な人がなりやすいのです。心が弱くストレスにすぐ負けてしまうような人ではありません。自分はストレスには強いのだと思っている人の方がなりやすいといえます。

ストレスによる症状

適応障害は人によってさまざまな症状が見られます。身体的には、食欲不振、不眠、下痢、嘔吐などがあり、精神的には、無気力、激しい落ち込み、強い不安などに襲われることもあります。また自暴自棄になって暴飲暴食したり、突然暴れたり、自傷行為や危険運転に及んでしまうほどの問題行動に出ることもあります。環境の変化によるストレスによって症状がでるのは、3か月以内です。そしてそのストレスの原因ははっきりと自覚することができます。つまり、その原因を除去することができれば、症状は急速に軽減し改善していきます。ストレスが無くなって6カ月以上症状が出続けることはないといわれています。仮にストレスから離れることができたにもかかわらず、症状が改善されない場合は、うつ病に進行している可能性があります。その場合はできるだけ早く心療内科を受診したほうがよいでしょう。また専門医の診断や検査で他の病気が見つかったときには、適応障害ではなくその診断が優先されるので、その病気の治療に専念すべきです。